板金の歪みと板厚を現場で短時間かつ正確に解析
製品説明
AutoGrid comsmartシステムは、成形されたパネルの歪解析を行うシステムです。
成形前の板金にあらかじめ作成された格子パターンを、成形後にCCDカメラで撮影することにより、その変形量を計算し、板金の板伸び率、歪みを始めとする各種解析を実施します。
4つのCCDカメラが取り付けられている軽量モバイル測定ヘッドにより1ショット撮影し、グリッドの交点の3D座標計算後、専用ソフトウェアで歪み量、板金厚の減少率、FLC(成形限界曲線)の情報を含めたFLD(成形限界図)を構築し、パネルの成形性を解析することができます。




製品の特長
- ワイヤレスで動作する想定ヘッド
- 測定ヘッド上のタッチパネルを使い、手元で簡単操作
- 軽量化された測定ヘッドで操作性が飛躍的に向上
- 4つのCCDカメラによる同時撮影により測定が簡単(ボタン一つで測定が完了)
- 専用ソフトウェアにより簡単に歪解析が可能
- 各測定データをつなげることにより全体の歪傾向の解析が可能
- 測定ごとのキャリブレーションが不要
製品の仕様
カメラ解像度 | 5M(カメラ1つあたり) |
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タッチスクリーンサイズ | 5.8インチ |
測定範囲 | 340mm x 390mm(1ショットあたり最大) |
焦点距離調整用レーザー | クラス2 |
センサー重量 | 2.9kg |
センサーサイズ | 315mm x 315mm x 80mm |
計測時間 | 1/100秒 |
3次元計測時間 | 1分あたり15000点 |
結果表示パターン | 歪カラーマップ・歪断面解析・成形限界図(FLD)・成形限界曲線(FLC) |
計測可能な数値 | 公称ひずみ、真ひずみ、ミーゼス相当ひずみ、板厚、板厚減少率、グリッドの交点座標(x,y,z) |
出力可能形式 | ASCII、AutoForm、Pam-Stamp、LS-Dyna、STL、AutoCAD |