現場で直ぐに部材計測解析で手戻りなしを実現!
REGALIS Go!は、橋梁専用の部材検査及び仮組立シミュレーションソフトウェアです。どの3D原寸システムからエクスポートしたAutoCADデータでもインポート可能で、現場で直ぐに部材計測解析で手戻りなし。検査レポートも自動出力。高精度3次元計測データを活用して精度の高い3D仮組立シミュレーションが目指せます。
橋梁計測・仮組立効率化の課題解決の鍵とは?
「最終的には、ヤードでの仮組立を全面的になくしたい。」
これは、私たちが橋梁メーカーの皆様から直接伺った、最も切実な声でした。REGALIS Go!は、この現場の究極の目標から逆算して開発された、橋梁向け計測支援・仮組立シミュレーションソフトウェアです。高精度な3次元計測データを活用し、物理的な作業をデジタル空間で代替することで、生産性を飛躍的に向上させることを目指します。
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
| 計測人員 | 計測に2人、さらに事務所での帳票作成に1人が従事。 | 最少1人での計測が可能に。 |
| 作業内容 | 現場で計測後、事務所に戻り帳票を作成するプロセス。 | 現場で計測から解析、帳票自動出力まで一貫して完結。 |
製品コンセプトと主要機能
REGALIS Go!は、現場の使いやすさを徹底的に追求した3つのコンセプトに基づいています。
簡単な操作性
誰でも直観的に扱えるよう、タブレットでの操作に最適化されたユーザーインターフェースを採用。専門的な知識がなくとも、スムーズに計測・解析作業を進めることができます。
データ連携の柔軟性
現場では持ち運びやすいタブレットで測定し、オフィスではデスクトップPCの大画面で詳細なデータ解析や閲覧が可能。測定手順の作成からデータ解析まで、場所を選ばないシームレスなワークフローを実現します。
仮組立工程の抜本的効率化
高精度な計測データを用いたバーチャル仮組立シミュレーションにより、広大なスペースと多大なコストを要するヤードでの物理的な仮組立工程を大幅に削減、あるいは完全になくすことを目指します。




橋梁計測支援システム特徴


- 3D原寸システムからエクスポートしたAutoCADデータの活用
- 専用治具を使用しての高精度での計測及び計測効率化
- 主桁となる鈑桁、箱桁の計測機能
- 補助部材となる横桁、横構、対傾構の計測機能(ボルト孔位置計測) ・ねじれ補正
- 検査レポート自動出力
- 現場で直ぐに解析が可能で手戻りなし
仮組立シミュレーション特徴
- 3D原寸システムからエクスポートしたAutoCADデータの活用
- 仮組部材データの自動調整および手動調整機能
- ブロック端部調整機能
- 画面上での各種寸法確認機能
- 仮組シミュレーション結果の寸法帳票出力機能
- 全長、支間長、主桁中心間、平面対角長、主桁のそり、主桁橋軸回転量、主桁の鉛直度、現場継手隙間、主桁の出入り、主桁の通り出力機能
- 鈑桁、箱桁ブロック単位での寸法帳票出力機能
- 鈑桁、横桁、横構、対傾構による仮組シミュレーション機能
- 箱桁、横桁、横構、対傾構による仮組シミュレーション機能
橋梁・仮組立専用レポート・帳票出力機能
REGALIS Go!だから実現する、レポート出力機能を備えています。現場での測定、設計値との誤差を一目でわかるExcel形式で出力します。
鈑桁レポート


箱桁レポート


仮組シミュレーション帳票作成機能


橋梁検査・仮組立用の三次元測定データの取得にはこちら
高精度計測を支える基盤技術
REGALIS Go!の性能を最大限に引き出すのが、高い世界シェアを誇る「Leica Absolute Tracker AT960」です。その卓越した技術が、信頼性の高いデータ取得を可能にします。
- 最大直径160mの広大な測定範囲をカバーし、大型部材の計測でもトラッカーの移動回数を最小限に抑えます。
- バッテリー駆動とワイヤレス対応による優れたポータビリティで、現場のどこへでも持ち込みが可能です。
- 水平出しが不要なため、傾斜や凹凸のある不安定な足場でも、設置後すぐに高精度な計測を開始できます。
- 屋外作業で頻繁に発生する測定光の遮断後も、リフレクターを自動で再ロックオンする『パワーロック』機能を搭載し、作業の中断を最小限に抑えます。
REGALIS Go!による部材検査及び仮組立シミュレーションのための測定、その他用途に応じて、5種類のモデルラインナップから最適なレーザートラッカーをご提案いたします。
本ソリューションが、貴社の課題解決にどのようにお役立てできるか、ぜひ一度、実機でご体験ください。貴社のワークピースを用いたベンチマーク測定や、製品デモンストレーションのご希望がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。