デジタル画像相関法(DIC) MatchID | 実験・分析・ポスト処理編

実験

簡易操作が可能なマシンビジョンカメラ制御ソフトウェア | QS-Grabber

QS-Grabberは、マシンビジョンカメラを制御するソフトウェアです。撮影対象のピント合わせから、ライティング状況の確認まで、簡単な操作で実験のセットアップが可能です。LIVE Viewモードでは、撮影中のひずみ分布も可視化することができます。実験時のアナログデータも、カメラ撮影と同期され、MatchID STEREOですぐに分析できるデータ出力を行います。MatchIDの撮影用ソフトウェアは多くのカメラモデルに対応しています。対応機種についてはお問い合わせください。

大量のデータの高速変換が可能なハイスピードカメラ制御ソフトウェア | HS-Grabber

HS-Grabberは、ハイスピードカメラを制御するソフトウェアです。複雑なハイスピードカメラのセッティングの撮影対象のピント合わせから、高速撮影時の露光時間のセットまで、簡単な操作で実験のセットアップを可能にします。また撮影された大量のデータを、すぐにMatchID STEROですぐに分析できるデータへ変換と出力を行います。これにより、即座にDIC分析を可能にします。撮影用ソフトウェアは多くのハイスピードカメラモデルに対応しています。対応機種については問い合わせください。

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分析

ひずみ・変位のデータの多様な分析方法が可能 | MatchID STEREO

2台のカメラで取得された撮影データと高精度キャリブレーション結果データから、分析によりひずみや変位の可視化を実行します。こちらは、面外変形を伴うあらゆる試験に対応しています。さらに、構成式を選択して応力の算出も行えるため、メカニズムの分析もよりスムーズです。
デフォルト設定によるブラックボックス分析から、ユーザが細かい分析設定を行う高精度分析まで対応しています。

ユーザーのニーズに最適化したコリレーション | MatchID 2D

1台のカメラデータのコリレーションを行い、平面変形の分析を行います。キャリブレーションデータは必要ありません。それ以外では、ユーザニーズに合わせたコリレーションができます。

データの3次元可視化を実現するDIC技術 | MatchID MULTI

3台以上のカメラの撮影データを分析することで、真の3次元可視化を実現します。空間内のそれぞれのカメラデータを分析後、3次元空間で合成し、可視化が可能です。さらに進歩したDIC技術をご活用ください。

柔軟な測定データの可視化システム | MatchID Results Viewer

柔軟な結果ビューアとデータ分析パッケージがデフォルトで統合されています。コリレーション結果の変位やひずみの表示のみならず、ひずみ速度、速度、加速度、そして応力の再構築により、ユーザニーズを満たす可視化ができます。さらに、振動キャンセリング機能や座標変換機能も備えており、表面検査、曲率FFT及びモーダル解析ツールにも対応しています。可視化データは、各種形式（.csv、.mat、.bmp、.avi、*.mp4）でのデータエクスポートができます。
また、ライセンスを持たないユーザと可視化データの共有も可能です。アドバンスユーザはコーディングやカスタムアプリケーション開発も実行可能です。

ポスト処理

材料パラメータの特定 | VFM（バーチャルフィールド法）

MatchIDでは、材料パラメータを特定するためのVFM（バーチャルフィールド法）を導入しております。そのため、多くの材料モデルに対して、ほとんどのタイプの材料挙動に関するパラメータを同定することができます。典型的な既存の方法論とは対照的に、VFMははるかに複雑な材料モデルに適用できます。これにより、非常に正確な結果を短時間で得ることができます。ハイエンドのDICと組み合わせることで実現した、VFMをお試し下さい。

デジタル画像相関（DIC）と有限要素（FE）シミュレーションの比較 | FEVAL

エンジニアリングにおける普遍的な課題である、試験に対するシミュレーションの検証を支援します。デジタル画像相関（DIC）と有限要素（FE）シミュレーションの試験結果を正しく比較することは、常に繰り返される課題です。そこで、本システムは構造CAE結果検証用のFEVALモジュールを開発しました。測定結果と解析結果の位置合わせやメッシュサイズの統一化により、一対一の関係が作成されます。それによってフルフィールドでの比較が可能になりました。このように、真のデジタルツインを提供し、構造材料の挙動の検証に寄与いたします。