アプリケーション別 レーザートラッカー 測定機・ソフト種類別 大型構造物・エネルギー 事例・ソリューション

こんにちは!TTSマーケティング企画の青木です。
以前の投稿でLeicaレーザートラッカーの中でも一味違ったモデル「ATS600」をご紹介しましたが、お読みいただきましたか?
『期待の新星は「世界初」の破天荒レーザートラッカー?!』

今回は、どのようにATS600を大型構造物の測定に活用するか、具体的な例を挙げながら見ていきたいと思います!

ATS600特徴のおさらい

ATSは本体が直接測定対象物をスキャニングすることも可能なレーザートラッカーで、大まかに以下のような特徴があります。

  • リフレクタなし、本体のみでのダイレクトスキャニングの場合は、60m先まで測ることが可能
  • リフレクタを使った場合、最大80m離れた所の計測が可能
  • 高精度
  • IP54取得

必要なものはこれだけ!様々な場所・スタイルでの測定が可能!

セッティングはシンプルです。この図の状態で電源をいれれば、5分ほどで自分でイニシャライジングしてくれます。

必ずしもこの三脚に乗っている必要はなく、低所用など別タイプの三脚や壁掛けでの使用も可能なんです。

←壁掛けスタイルで斜めに構えています。

頼もしいですね!

エリアスキャナとの違い

ご質問が多い点です。
エリアスキャナは、同じく本体が直接広範囲をわーーーっと一気に測ることが出来るスキャナです。
測定可能範囲だけ見比べるとエリアスキャナの方がはるかに数値が大きいので、エリアスキャナの方がいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、
大きく以下のような2つの違いがあります。

①精度

まず、精度が全く違います。ATS600は工業用として設計されていて精度が大変に良いです。

②ワークフロー:測定~データ化

通常のエリアスキャナの場合、対象物全体を測定し点群を取得したら、その膨大な量の点群データを3Dデータにするのに
ものすごい時間がかかることがあります。量によっては2~3日かかる場合もあります。
対してATS600は、そのプロセスがリアルタイムに行われます。測っているその場で3Dデータと比較してOK・NG判定をすることも可能ですし、
寸法、形状を取得することができます。ポイントは現場ですぐに結果が分かる!!です。

③収集したい測定データの密度を設定可能

同様に通常のエリアスキャナの場合、近い点は“密”で、遠く離れると“粗く”なってしまいます。ATS600の場合は、
測定したいエリアを指定した点間ピッチで測定する事が可能です。

こうして比較すると、作業進捗に大きな差が出そうですね!

活用例

それでは、ATS600がどのような大型測定場面で活躍しているのか、いくつか例を見ていきましょう。

大型構造物・大型金型・鋳物

大型金型、鋳物、面形状、ポイント寸法などの計測に活用されます。

建機

リフレクタを使ってアライメントの計測を行い、リフレクタなしで人が届かないような場所の計測やビルド検査及び調整をする、
というような使い方で効率的に測定作業ができます。

エネルギー

風力発電など超大型構造物の表面形状はもちろんのこと、リフレクタレスでの組付け、組立が可能という点でも大活躍です。

鉄道車両

機械加工されたアルミニウムや塗装面の表面をある程度の範囲一気にリフレクタレスで測ります。
ドアや窓の切り欠きの寸法は、フレクタを使用することでより良い精度での計測を行います。

航空機

以下の作業などに活用されます。

  • アライメントのための胴体セクションの測定
  • セクションの検査と組立
  • 操縦翼面(フラップ)の検査と位置合わせ
  • 適切なシムを作り出すための形状測定
  • 金型とツーリングの検査
  • エンジンハウジングの点検(測定が困難な箇所)

もともとATS600は航空機関係からの依頼で開発されたということです。
ATS600はまさに上記のような作業にもってこいの測定機なんですね!

船舶

巨大な船のサブアッセンブリ=船体セグメントの検査や最終組立検査、船舶座標系のセクションのジョイントとアライメントに活用されます。

部品判定

人の手が届かないような大物の部品の過不足や異物有無チェックにも活用されます。

建物の外壁を測ってみた!

弊社の厚木工場の外壁を対象として表面形状スキャンとそのデータからのポイント測定を行いました。

STEP1

測定範囲の選択をします。

STEP2

測定開始します。

STEP3

ポイント計測:取得した点群から測定するポイントを指定し、そのポイントをダイレクトに測定します。

以上、ATS600での測定範囲設定からポイント計測の流れでした。


今回はダイレクトスキャニングができるレーザートラッカーATS600の大物測定での活用例を中心に書かせていただきましたが、
いかがでしたでしょうか?

ATS600製品ページはコチラ

今回の内容は、動画で詳しく解説しております。
最後の建物測定フローも映像でご紹介しておりますので、ぜひオンデマンドウェビナーにてご覧ください。

▼Leicaレーザートラッカー活用ウェビナー:アプリケーション編
ATS600による大型構造物の測定』 ※視聴にご登録が必要です。クリックすると登録ページに遷移します。

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